自動車保険の種類

自動車保険と一口で言っても、1つの保険に加入して全てをまかなっている訳ではありません。
自動車保険には、大きく分けて二つの種類に区分されています。
よく聞く「任意保険」と言われてみれば知っている「自動車損害賠償責任保険自賠責保険)」の2つです。

自賠責保険とは、自動車を運転するドライバーであれば必ず加入しなければいけない自動車保険です。
法律で義務付けられている自動車保険になります。

自賠責保険証明証を常に車に積み込んでいなければ、3万円以下の罰金刑が課せられてしまうので注意が必要です。
また、自賠責保険に加入せずに自動車の運転をすると、1年以下の懲役または50万円以下の罰金刑になります。そして違反点は-6点となり即免許停止処分が課せられます。

自賠責保険は人身事故にのみ適用され、支払金額は傷害で120万円、死亡で3,000万円、重度後遺障害に関しては4,000万円が限度額とされています。

それに対して任意保険は、その名のとおり任意で加入する自動車保険です。
自分の意思で保険の加入・未加入を決める事ができて、自分の好きな保険会社を選択できます。

保険の内訳の種類は
A:対人賠償保険
B:対物賠償保険
C:搭乗者傷害保険
D:自損事故保険
E:無保険車傷害保険
F:車両保険
G:人身傷害補償保険
といった具合に分かれています。

これらの内容を組み合わせて1セットとした形で自動車保険に加入するのが一般的です。

1.自家用自動車総合保険SAP)は、A、B、C、D、E、Fの6つをセットとした保険で、対人、対物ともに示談交渉を保証すると言うものです。

2.自動車総合保険PAP)は、A、B、C、D、Eの5つをセットにした保険で、対人のみ示談交渉を保証すると言うものです。

3.一般自動車保険BAPは、基本的にはバラ売りの保険で、A、B、Fのいずれか一つの加入を義務付けられている以外はどれを選んでも構わないと言う保険です。

自動車保険にはこう言った様々な種類の保険があります。

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